ジャーナリスト田原総一朗氏(91)が7日、自身のX(旧ツイッター)を更新。石破茂首相(自民党総裁)の辞任表明について、持論を記した。
田原氏は「なぜ辞任を決断したのかが今ひとつわからない」と率直な感想をつづると「石破氏がやろうとしていた日米地位協定改定など僕もやって欲しかった。国民から人気があったのだから思い切って具体策を強調すべきだった」と指摘。「最初から自民党の少数派なのはわかっていたが、思った以上に党内の逆風が強かったのたろう」と背景を推察した。
石破首相は会見で「急なご案内で誠に恐縮であります。この度、私は自由民主党総裁の職を辞することといたしました」と報告。「米国関税措置に関する交渉にひとつの区切りがついた今こそが、そのしかるべくタイミングであると、このように考え、後進に道を譲る決断を致しました。新しい総裁が選ばれるまでの間、国民の皆さま方に対して、果たすべき責任を着実に果たし、新しい総裁総理にその先を託したいと思っております」などと説明した。