佳子さま、滋賀ご訪問で全国障害者スポーツ大会を観戦 信楽焼体験と賢明な「着回し術」

秋篠宮家の次女、佳子さまは2025年10月25日から2日間、滋賀県を訪問されました。この訪問は「全国障害者スポーツ大会」のご観戦が主な目的であり、その活動の中で披露されたファッションと、巧みな「着回し術」が注目を集めています。

2日目となる10月26日、佳子さまは円盤投げの正確性を競う「フライングディスク」競技をご観戦されました。その後、信楽焼の産地として知られる甲賀市の「陶芸の森」を訪問。陶芸家や彫刻家の作品をご覧になり、地元の小学生たちと共に信楽焼の絵付け体験を楽しまれました。

注目を集めた佳子さまの「着回し」ファッション

この日、佳子さまがお召しになっていたのは、ブランド「GRACE CONTINENTAL(グレースコンチネンタル)」の「アールデコリゾートプリントワンピース」と見られています。価格は5万5000円(税込)です。公式サイトによれば、このワンピースはアールデコ様式を彷彿とさせる美しいオリジナルプリントが特徴で、ロイヤルブルー、紫、水色、白といった幾何学模様が散りばめられた華やかなデザインです。

滋賀県で全国障害者スポーツ大会を観戦される秋篠宮家の佳子さま滋賀県で全国障害者スポーツ大会を観戦される秋篠宮家の佳子さま

特筆すべきは、佳子さまがこの同じワンピースを、2025年6月のブラジルご訪問時にもお召しになっていた点です。ブラジルでは髪をまとめ、パールのイヤリングを合わせることでエレガントな印象を演出されていましたが、今回の滋賀ご訪問では、存在感のあるブルーのドロップイヤリングとハーフアップのヘアスタイルを組み合わせ、よりスタイリッシュな装いを披露されました。前日の25日もブラジルご訪問時と同じワンピースを選ばれ、イヤリングのみ信楽焼のものに変えられたことで、アクセサリーやヘアスタイルを工夫することで異なる雰囲気を生み出す佳子さま流の「着回し術」が垣間見えました。

人気沸騰の近江瑠璃細工イヤリング

佳子さまがこの日身につけられていたイヤリングは、お召し物の色と合わせたブルー系のもので、滋賀県の工房「Atelier Toano(アトリエ・トアーノ)」が制作した近江瑠璃細工「青の花しずく」とみられています。このイヤリングは、2025年10月に「第79回国民スポーツ大会」の総合閉会式にご出席された際に、一部で「ボディラインが”クッキリ”しすぎている」と話題になったロイヤルブルーのロングドレスと合わせて使用されたものと同じです。

イヤリングを販売するサイトには、「ただいま注文が殺到しているためお届けに少々お時間をいただいております。発送日目安は75日表示ですがご注文のタイミングによっては大幅に遅延する場合がございます」との記載があり、その人気の高さがうかがえます。

まとめ

佳子さまの滋賀県ご訪問は、全国障害者スポーツ大会へのご支援という公務の重要性を示すと共に、その洗練されたファッションセンスと、場面に応じたアクセサリーやヘアスタイルの巧みな選択によって、同じ衣装を多様に「着回す」賢明なスタイルが際立ちました。特に、一度話題となった近江瑠璃細工のイヤリングを再度活用し、その人気に拍車をかけたことは、今後の佳子さまのファッションスタイルがさらに注目されることを予感させます。

参考文献