10月28日、都内・赤坂御苑で天皇、皇后両陛下が主催される秋の園遊会が盛大に開催されました。今年9月に成年式を迎えられたばかりの秋篠宮家長男、悠仁さま(19)は「学業優先」を理由に欠席されましたが、その背景には公にされていないもう一つの事情があったと報じられています。今回の園遊会は、成年皇族として公の場へのデビューが期待された悠仁さまの動向に、世間の注目が集まっていました。
成年式を迎えられ、公務への期待が高まる秋篠宮家長男の悠仁さま
悠仁さまご自身の意思と、紀子さまの複雑な期待
令和に入ってから6度目となる両陛下主催の園遊会は、騎手の武豊氏や人間国宝の漆芸作家・山岸一男氏をはじめとする約1800名が招待され、例年以上の盛り上がりを見せました。今春の園遊会から招待者と皇室の方々がより交流を深められるようルートが変更され、多くの歓談の場面が設けられるなど、交流の機会が重視されています。
40年ぶりの男性皇族の成年式を9月に終えられた悠仁さまの、このような重要な公の場へのお披露目は大いに期待されていました。宮内庁は10月14日、「大学の授業を優先」するため悠仁さまは欠席されると発表しましたが、関係者の話によると、園遊会への不参加は悠仁さまご本人の意向が強く反映されたものだといいます。子供の自主性を重んじる秋篠宮さま(59)がこれをすんなりと了承された一方で、紀子さま(59)はいまだに残念な思いを抱かれているとのことです。「愛子天皇」待望論が根強く存在する中、紀子さまにとって園遊会は「あくまで皇位継承者は悠仁さまである」ということを広くアピールする絶好の機会と捉えられていた背景があるようです。
勉学に真摯な筑波大学での日々:多忙なサークル活動と学園祭準備
その一方で、今年の4月から筑波大学に通われている悠仁さまの大学生活の様子が、学生たちの間で語られています。ある学生は「入学以降、朝9時前に始まる1限目の授業にも、悠仁さまは一度も欠かすことなく出席されていると聞いています。必修科目とはいえ、朝一の授業に遅刻したり、サボったりする1年生は珍しくありませんが、悠仁さまはいつもぎりぎりの時間で教室に入ってこられるそうです」と話します。都心の赤坂御用地からの通学は決して楽ではないと見られますが、勉学に真摯に取り組むお姿が周囲にも伝わっているようです。
10月に入り秋学期が始まり、11月1日からは入学後初めての学園祭「雙峰祭(そうほうさい)」が開催されます。悠仁さまはバドミントンサークルと野生動物研究会に所属されており、雙峰祭では各サークルが趣向を凝らした出し物を披露するため、直前になると毎日夜21時頃まで大学に残って準備に追われる学生も増えます。今年6月1日に本祭が行われた宿舎祭では、悠仁さまがベビーカステラ店の売り子を務められたことが話題になりましたが、学園祭が近づくにつれて「今頃、模擬店の準備などに励んでらっしゃるのかしら?」といった声が1年生の間で飛び交っていると、ある女子学生は語っています。
今回の秋の園遊会欠席は、悠仁さまご自身の「学業優先」という意思と、成年皇族としての公務、そして将来の皇室を担うという重責との間で、どのようにバランスを取っていくのかという課題の一端を示していると言えるでしょう。学業に真摯に向き合いながら、大学生活という貴重な経験を積まれている悠仁さまの今後のご動向に、引き続き注目が集まります。
					




