俳優・歌手の木村拓哉(53)が、11月16日に放送されたテレビ朝日系『有働Times』に出演し、SMAPの元メンバーで今年芸能界を引退した中居正広氏(53)を想起させる発言をしたとして、ファンの間で大きな話題を呼んでいます。この発言は、長年のファンにとって、彼らの間に残る絆を再確認させるものとなりました。
有働Times出演で語られた「国民的アイドル」の真実
木村拓哉は、フリーアナウンサー有働由美子(56)がMCを務める『有働Times』の特別企画『レジェンド&スター』に登場しました。デビューから現在に至るまで、アイドル、歌手、俳優として数々の伝説を築き上げてきた木村氏の半生が深く掘り下げられる中、有働氏からの「国民的アイドルと言われることは嫌だった?」という質問が、注目を集めるきっかけとなりました。
木村氏は、「言われてないんです。あれ確か。自分で言いだしたんです。(グループの)誰かが。で、余計なこと言うなぁと思いました」「たぶん、人が言ってくださったんじゃなくて、自分らで言った覚えがあります」と告白。この「誰か」という言葉が、多くの視聴者に中居正広氏を連想させたのです。木村氏がこの部分を語る際の言葉には、強い感情が込められているように見受けられ、それがファンの憶測をさらに深める結果となりました。
「あの誰かは中居くん?」SNSでの憶測とファンの声
木村氏の発言を受け、SNS、特にX(旧Twitter)上では、すぐに多くのファンからの反応が寄せられました。
「『国民的スターは周りでなく自分達が言い出した〜』的な話になったところで『SMAPは国民的スターだからさ〜!』ってよく中居くんが言ってたなと思って。名前出せないもどかしさからか木村拓哉さんがちょっとキレ気味に見えて、中居くん観てる?元気ですか?!ってなった」といった声や、「木村さん、SMAPを国民的アイドルだといい始めたのは、メンバーの一人と言ってました。中居さんのことだよね?なんかそれだけで嬉しい気持ちになりました。中居さんのことを話してくれたというだけで」という喜びの声が見られました。
木村拓哉と中居正広氏の画像。SMAPの元メンバー。
さらに、「明らかに新しい地図の3人だし中居くんの事だと思ったよ結局外野は色々と言うけど拓哉くんは絶対退所したメンバーを気にはしてるよ」など、SMAPのメンバー間の絆を信じる声も多く、木村氏の言葉がファンに与えた影響の大きさがうかがえます。
28年間の軌跡と現在の関係性への推察
SMAPが1988年に結成されてから2016年末に解散するまでの28年間、木村拓哉氏と中居正広氏はグループの最年長コンビとして、日本のエンターテインメント界を牽引してきました。過去には確執が報じられたこともありましたが、人生の半分以上を共に過ごした元メンバー同士であることに変わりはありません。
多くのファンは、今回の木村氏の発言から、たとえ直接的な言及がなくとも、中居氏への何らかの想いが今も存在しているのではないかと推察しています。長年にわたる活動の中で培われた絆は、容易に消えるものではないというファンの強い期待が、今回の反響の背景にはあります。
今回の木村拓哉氏の『有働Times』での発言は、SMAPという「国民的アイドル」の存在が、いかに多くの人々の心に深く刻まれているかを改めて示す出来事となりました。そして、元メンバーたちの言葉一つ一つが、今もなおファンに感動と憶測、そして変わらぬ希望を与え続けているのです。




