愛子さま、学園祭での輝く笑顔と初の海外公式訪問へ – 成年皇族としての新たな一歩

天皇家の長女である愛子さま(23)は、ご公務の合間を縫ってプライベートでも充実した日々を送られています。先日、母校である学習院大学の大学祭にご友人と共に訪れ、その飾らない笑顔で周囲を和ませました。一方、11月には成年皇族として初の海外公式訪問となるラオスへのご訪問も控え、そのご活躍に大きな注目が集まっています。

愛子さまは、国民に寄り添い、真摯に公務に励むお姿で広く知られています。そんな愛子さまが、学園祭で見せた等身大の表情と、国際舞台での新たな挑戦は、成年皇族としての着実な歩みを示すものと言えるでしょう。

学園祭での交流と自然な笑顔

11月1日の土曜日、東京・豊島区の学習院大学キャンパスは大学祭で賑わいを見せていました。その中に、ご友人らしき5人の女性と談笑される愛子さまのお姿がありました。この日は、黒のタートルネックにグレンチェック柄のジャンパースカートを合わせたシックな装いでしたが、背中のリボンレースアップには愛子さまらしいフェミニンな趣が感じられました。

愛子さまはご友人たちと「カリカリチーズ棒」の出店に立ち寄り、揚げたてのチーズスティックをご購入。ご友人たちと並んでスマートフォンで記念撮影を楽しまれた後、人混みを避けて輪になり、会話に花を咲かせていました。また、キャンパス内を散策中には、後輩らしき女性に「かわいいね」と優しく話しかけ、「髪切ったんです!」と嬉しそうに返される一幕もありました。応援団リーダー部に所属する男子学生2人とも立ち止まって話し込まれ、柔和な笑顔で深々とお辞儀をされるなど、気さくな交流を楽しまれていました。愛子さまは大学ご在学中から交友関係が広く、応援団のチアリーダー部に友人がいたことから、リーダー部の年下の男子学生とも親交を深めていらしたと報じられています。
園遊会での愛子さま園遊会での愛子さま

公務に励む日々:園遊会と母校での特別展

愛子さまは、昨春に学習院大学文学部日本語日本文学科をご卒業後も、母校との縁を大切にされています。今年10月19日には、天皇陛下と共に学習院ミュージアムの特別展をご鑑賞されました。 日頃は日本赤十字社にご勤務され、また成年皇族として様々な公務にもご尽力されています。10月28日には、秋の園遊会にご出席され、秋らしいボルドーの美しい装いが話題となりました。 このように、多忙な日々を送る愛子さまにとって、母校のキャンパスは心安らぐ場所なのでしょう。

初の海外公式訪問へ:ラオスでの新たな挑戦

愛子さまは、11月17日から22日にかけて、日本との国交樹立70周年を迎えるラオスをご訪問されます。これは愛子さまにとって初めての海外公式訪問となり、成年皇族としての活動の幅を広げる重要な一歩となります。ラオスでは、国家主席への表敬訪問や、副主席主催の晩餐会が予定されており、国際親善に貢献されることとなります。

大学ご卒業後、成年皇族としての経験を重ねられている愛子さまにとって、今回の海外訪問はさらなるステップアップとなることは間違いありません。異文化に触れ、国際社会での交流を深めることは、今後のご公務にも大いに生かされることでしょう。

愛子さまの学園祭での無邪気な笑顔も、そして初の海外公式訪問での凛としたお姿も、国民の期待に応える輝かしい一歩となることを願ってやみません。そのご活躍から、今後も目が離せません。

「週刊文春」編集部/週刊文春 電子版オリジナル