2025年は、愛子さまの公務の幅が大きく広がった年となりました。6月と9月には、戦後80年の慰霊の旅の一環として、天皇皇后両陛下とともに初めて沖縄と長崎をご訪問。そして11月17日から22日には、初の外国公式訪問としてラオスでの公務を果たされました。世界に羽ばたく愛子さまは、12月1日に24歳のお誕生日を迎えられ、そのご活躍は多くの国民の注目を集めています。
愛子さまは、成年皇族として2022年1月1日の「新年祝賀の儀」から公務を開始され、そのご活躍ぶりは目覚ましいものがあります。天皇陛下も「一歩一歩成長していると思います」と温かく見守られています。
ラオスでの初の海外公式訪問で公務に臨む愛子さま
皇族としての新たな覚悟:大学卒業から現在まで
愛子さまは、大学ご卒業後も皇族としての務めと、社会への貢献に対する深い覚悟を示されています。
- 2024年3月 学習院大学卒業式: コロナ禍での大学生活は、通学が1年間のみという状況でしたが、よき師と友に恵まれ、「一生の思い出」と晴れやかな笑顔を見せられました。
- 2024年4月 日本赤十字社にご入社: ご就職先に日本赤十字社を選ばれた理由について、愛子さまは「皇室の役目の基本は困難な道を歩まれている方々に心を寄せる」ことにあるためだと明かされました。この言葉は、国民に寄り添う皇室の伝統を継承する強い意志を示しています。
- 2024年4月 春の園遊会: 佳子さまとアイコンタクトを取られたり、ご一緒に招待客と懇談されたりと、お二人の仲睦まじさがうかがえる場面が多々見受けられました。
- 2025年5月 大阪・関西万博ご視察: 4月に両陛下が視察された万博会場を、愛子さまはおひとりでご訪問されました。自らの夢をタッチパネルに書くコーナーでは、「世界平和」と記され、その深い願いを共有されました。
- 2025年10月 秋の園遊会: 園遊会デビューから2年目とは思えぬほど堂々としたお姿で、手話で会話される場面も見られました。”成熟”を意味するワインレッド色のお召し物も、愛子さまの成長を象徴しているようでした。
- 2025年11月17〜22日 ラオス公式訪問: 日本とラオスの外交関係樹立70周年にあたり、ラオス政府からの招待を受けて実現した、愛子さまにとって初の海外公務となりました。出発時には「精一杯頑張ります、緊張しています」と話されましたが、約20か所を巡る過密スケジュールを笑顔でこなされ、国際親善に大きく貢献されました。
これらの公務は、愛子さまが皇族として国民に寄り添い、国際社会にも目を向ける強いご覚悟とご成長を示しています。
結びに
24歳を迎えられた愛子さまは、国内外での公務を通じて、その責任感と国民への深い思いを日々体現されています。日本赤十字社でのご活動、そして初の海外公式訪問でのご活躍は、愛子さまが皇室の新たな時代を担う存在として、着実に歩みを進められていることを示しています。これからも、その「愛」に満ちたご活動が、多くの人々に希望と安らぎをもたらすことでしょう。





