TBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』に登場で再注目も…《北海道・日高地方》が直面している“あまりに厳しすぎる”現実


【写真】『ザ・ロイヤルファミリー』で再注目! “競走馬の聖地”「日高地方」はこんなところ

 日高地方といえば、言わずと知れた名馬「サラブレッド」の産地。

 もともとサラブレッドとは、イギリスで18世紀に競走馬向けに品種改良された「軽種馬」の血統で、それぞれに血統書が存在し、両親がサラブレッドでなくてはならない、など厳格に管理されています。「徹底した」を意味するサラ(thorough)と、「育てられた」を意味するブレッド(bred)が語源と言われています。

【写真を見る】『ザ・ロイヤルファミリー』で再注目!  “競走馬の聖地”「日高地方」はこんなところ(29枚)

■『ザ・ロイヤルファミリー』に次々登場! 

 『ザ・ロイヤルファミリー』の重要な舞台は、松本若菜さん演じる「加奈子」の実家が経営しているサラブレッド牧場である「ノザキファーム」。

 また、ライバルとなる沢村一樹さん演じる「椎名」が契約する巨大牧場が出てきますが、このモデルとなったのは、新千歳空港からほど近い、胆振(いぶり)地方・安平町(あびらちょう)の「社台スタリオンステーション」では、と言われています。

 こうした、日高地方の零細牧場と、大規模化する胆振地方の牧場とが共存する複雑な構図や、そこにある産業としての問題点も、ドラマによって浮き彫りになっていると言えます。



Source link