【CMウオッチャー】雨に強いタイヤ、深田恭子さんがアピール





深田恭子さんが出演している横浜ゴムのテレビCMの一場面

 タイヤには、雨で濡れた路面ですばやく停止する「ウェットグリップ性能」に違いがあるという。“雨に強いタイヤ”の開発を積極的に進めている横浜ゴムは、この性能が高く、最高の「a」ランクのタイヤの品ぞろえが充実していることをアピールするテレビCMを放映中だ。「知名度が高く、老若男女問わず人気がある」として、女優の深田恭子さん(37)を起用した。

 CMの冒頭、赤い傘とブーツ、黄色いレインコートという鮮やかな装いでしゃがんでいる深田さん。遠景には高層ビルが見える。近づいたカメラを通して、アップになった深田さんが語りかけてくる。

 「ねえねえ、雨の日の運転って、ちょっぴり心配だよね」。雨天の中を車が走っている映像が時折、挿入される。「いざというときにちゃんと止まれるタイヤ、『ウェットa』」と言いながら、両手の指でaの形をつくろうとするが、こちらからみると「6」。自分の手元を見て、間違いに気づいた深田さんは、今度は満面の笑みを見せながら、「a」をつくることに成功する。

 映像は切り替わり、雨の日に急ブレーキで停止する車。前の車にぶつからずに済んだ車の後部座席には、チャイルドシートで眠る赤ちゃんの姿。続いて、路面が濡れている場合に急停止するまで制動距離を測ったところ、同じ車でもタイヤによって2台分以上の差があったという実験結果が紹介され、「この差が安心感」「安心感で選ぶなら、ウェット『a』」というテロップが重なる。

 再び映像は深田さんになり、「あ・ん・し・ん・ね♪」と歌い、最後は手に持ったタイヤのミニチュアに向かって「やるぅ~」。最後に「YOKOHOMA」のブランドマークが出て、CMは終わる。

 横浜ゴムによると、撮影は昨年の11月。演出で降らせた雨の量に深田さんは大変驚いていたという。撮影場所であるビルの屋上は風も強く、厳しい寒さの中での撮影になったが、深田さんは常に笑顔を絶やさず、現場は和やかなムードだったという。

 深田さんはCMのメイキング映像で、「事故のない安心・安全な生活を応援したい」と強調。深田さんの笑顔で、雨の日の交通事故が減るかもしれない。(経済本部 高橋寛次)

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