OPECが減産拡大 ロシア参加が条件 ロイター報道





オーストリア・ウィーンで開かれるOPEC前に参加者を検査する救急隊員=5日(AP)

 石油輸出国機構(OPEC)は5日、ウィーンで臨時総会を開いた。ロイター通信によると、OPEC非加盟国と手掛ける原油協調減産に関し、6月末までは現状から日量150万バレル拡大することで一致した。世界生産の1・5%程度に相当する量となる。さらなる生産抑制に慎重なロシアの参加を条件としており、調整を続ける。

 OPECは新型コロナウイルスの感染拡大に伴う原油安の加速を阻止するため、さらに生産を削減することが不可欠と判断した。OPEC加盟国と非加盟国による連合体「OPECプラス」は6日に閣僚級会合を開き、最終的な対応を決める。(共同)



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