感情表現で視聴者魅了 「麒麟がくる」駒役の門脇麦

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 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、NHKは大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を、6月7日の第21話をもって一時休止すると発表した。番組公式ツイッターアカウントには、「#麒麟を待つ」のハッシュタグをつけた投稿が相次ぐ。細やかな感情表現で物語に娯楽性を加え、視聴者をひきつけているのが門脇麦(27)演じるオリジナルキャラクターの「駒」だ。

 「明智光秀(長谷川博己)が政治で穏やかな世を作りたいと思っている人なら、駒は、医療のように人を救うことでよい世の中にしたいと願っている人なのではないでしょうか」

 戦災孤児となった境遇から戦乱の世を憂い、王が仁のある政治を行うときに必ず現れるという聖なる獣、麒麟を待ち望みながら医師・望月東庵(堺正章)の助手として働いている。薬草に関する知識があることや、はりをうつ様子などが描かれてきた。

 光秀に憧れを抱きながら、その成長を見守る役どころでもあり「恋仲という意味でのヒロインではなく、光秀の妹分、物語のもう一本の柱という心構えで演じています」と並々ならぬ思いを語る。

 大河ドラマの出演は平成25年「八重の桜」に続いて2回目。撮影に入る前には岐阜市の岐阜城(稲葉山城)を訪れたといい、「実際にお城までの長い階段を歩いてみたことで、より気持ちが入りました」と話す。「歴史は大好きで、司馬遼太郎さんの小説などもよく読んでいたんです。駒は、光秀や戦国時代のイメージを変える要素を持っていると思います」。

 戦国絵巻に駒が吹き込む新しい風を楽しみに、放送再開を待ちたい。(石井那納子)

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