産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が17、18両日に実施した合同世論調査で、今夏の参院選の比例代表でどの党に投票するかを尋ねたところ、自民党が前回調査(4月19、20両日実施)比0・2ポイント減の23・5%で最多だった。国民民主党は11・4%で2位を維持したが、前回から1・9ポイント減少した。
3位以下は、立憲民主党8・3%▽公明党4・4%▽れいわ新選組4・1%▽日本維新の会3・8%▽共産党3・2%▽参政党1・7%▽日本保守党0・9%▽社民党0・6%-の順だった。ほかに投票先未定など「わからない・言えない」が29・1%、「投票したい政党はない」が8・3%だった。
参院選での投票先に関する質問を開始した前々回調査(3月22、23両日実施)以降、上位3党は自民、国民民主、立民の順で変わっていない。
年代別にみると、国民民主は18~29歳と30代で自民を抑えて最も支持を集め、40~60代でも自民に次ぐ2位だった。立民は70歳以上で国民民主を上回ったが、60代以下の全年代で国民民主の後塵(こうじん)を拝した。れいわは18~29歳で7・8%と若年層から支持を集めた。