参院選(3日公示、20日投開票)を前にした日本保守党の記者会見で、比例代表候補の弁護士・北村晴男氏(69)は、外国人の日本への帰化、特に中国からの帰化について強い懸念を示しました。「日本に帰化させることは非常にリスクがある」と述べ、その理由を詳述しました。
日本保守党の参院選比例代表候補である弁護士・北村晴男氏が、国会内で行われた記者会見で発言する姿
背景にあるとされる「反日教育」
北村氏はまず、「日本人に対して苛烈な憎悪をあおる国が近隣にある」と指摘。そのような国で「小さいころから日本に反抗する激しい教育を受け育った人々に日本人になってもらうことには、非常にリスクがある」との見解を示しました。
天安門事件以降の教育内容
具体的に中国について言及し、「天安門事件(1989年)以降、『日本軍が戦前、ありえないようなひどいことをした。日本に報復すべきだ』といった過激な教育が行われてきた」と述べました。
具体的な事例と「とんでもない間違い」論
さらに、「日本軍を模したかかしを子供に突き刺す遊び」や「高校文化祭での安倍晋三元首相暗殺場面再現と拍手喝采」といった具体例を挙げ、「そのような国の国民を日本に帰化させることは『とんでもない間違いだ』」と強く批判しました。
「レイシスト」批判への反論
この発言が「左派活動家からは『レイシスト(差別主義者)だ』と批判されるであろう」ことを承知しつつ、「自身の発言はレイシストではない」と明確に反論しました。
日本保守党の北村晴男氏は、参院選を前に、中国での反日教育とその影響を受けた人々の日本への帰化について、安全保障上のリスクを理由に懸念を表明。「間違いだ」との立場を示しました。今後の波紋が注目されます。
参考資料: https://news.yahoo.co.jp/articles/6ef61562cc2a99128f87056a76193d12cb13d9dd