[モスクワ 20日 ロイター] – ロシア国防省は20日、ロシア軍がウクライナのドニプロペトロウスク州の東部で進軍し、隣接するドネツク州との州境に近い集落を制圧したと明らかにした。
ロシア軍は7月、ドニプロペトロウスク州で初めて集落を占領したと表明。ロシアはウクライナ東・南部4州とクリミアの一方的な併合を主張しているが、ドニプロペトロウスク州はこの主張に含まれていないため、 同州での攻勢が注目されている。
米国の推定によると、ドニプロペトロウスク州でロシア軍がこれまでに制圧した地域は1%未満。
ウクライナ軍はロシア国防省の表明についてコメントしていない。ロイターは独自に戦況を確認できていない。