旧ジャニーズ事務所の再編が進むSTARTO社において、大ベテランであるDOMOTO(旧KinKi Kids)の堂本光一(46)と堂本剛(46)が、それぞれ異なる形で後輩たちとの強固な絆を育み続けていることが明らかになった。多忙なスケジュールの中で後輩を支え、温かい交流を深める彼らの姿勢は、多くのファンに感動を与えている。事務所が大きな転換期を迎える中でも、タレント間の絆は失われることなく、新たな形で受け継がれているようだ。
堂本光一が示す「後輩愛」の形:サプライズ登場でイベントを盛り上げる
堂本光一は、その多忙なソロ活動の合間を縫って、後輩たちのイベントにサプライズで駆けつけ、その「後輩愛」を惜しみなく披露している。特に注目を集めたのは、今年10月22日に福岡県で開催された『NEWS LIVE TOUR 2025 変身』の最終公演での出来事だ。事前告知なしでステージに登場し、デビュー前のジュニアとともにケーキを運び、NEWSのメンバーを祝福したという。彼のインスタグラムでは、スタッフから「メンバーにケーキと風船を届けてほしい」という大切な役目を任されたと報告している。
これに先立ち、光一は10月16日にPrime VideoとDMM TVで配信開始された番組『Star Song Special Season2』では、『Hey! Say! JUMP』のバックダンサーとして「Come On A My House」をパフォーマンス。フレッシュなジュニアと同じ衣装で踊る姿は、SNS上で大きな話題となった。ファンからは「JUMPのバックで味をしめて、NEWSのコンサートにも出てきたのが最高にかわいい」「Star Song Special に続いてNEWSのバックジュニアにも紛れる光一さん、好きすぎる」といった声が上がり、そのサービス精神と後輩への愛情に感激の輪が広がった。
10月30日には、STARTO社の4人組グループ『ふぉ~ゆ~』のライブツアー『4U. LIVE TOUR 2025 39×4=イイコロ』にも参加。東京・LINE CUBE SHIBUYA公演中の福田悠太(39)のソロコーナーで、スタッフに扮してサプライズ登場した。さらに、上田竜也(42)主催のフェス『MOUSE PEACE FES. 2025 2nd Bite』では、当初映像出演のストーリーテラーとして参加していたが、2日目にはステージに本人が降臨するという粋な計らいを見せた。自身のソロツアー『KOICHI DOMOTO LIVE TOUR 2025 RAISE』(10月4日~11月6日)で多忙な中でも、後輩を盛り上げたいという光一の熱い思いが感じられるエピソードだ。
カジュアルな服装で後輩のイベントにサプライズ登場した堂本光一
堂本剛が育む「後輩愛」の形:積極的なコミュニケーションで心の距離を縮める
一方、STARTO社を離れてソロ活動を行う堂本剛も、後輩たちとのコミュニケーションを積極的に図り、彼らの心の支えとなっている。剛は、『嵐』の二宮和也(42)のファンミーティング『OFFICE NINO HOLDINGS FAN MEETING 2025 ″Show Case″』を見学し、10月2日には二宮がX(旧ツイッター)に剛とのツーショット写真をアップした。二宮は「今度一緒に何かやらせて頂きたい。貴方様の事をかなり知っている人間ですからね。おねがいします。何より、本当に来て下さって愛感じてます お忙しい中本当にありがとうございます!」と、喜びを爆発させていた。
剛は以前から後輩との交流を大切にしており、今年3月には自身のラジオ番組『堂本 剛 と Fashion & Music Book』(bayfm)で、『Snow Man』の目黒蓮(28)と1時間半ほど電話で話したことを告白している。また、『SixTONES』のジェシー(29)とはプライベートで食事に行くほどの仲であり、最近ではジェシーが間を取り持つ形で、『Snow Man』の宮舘涼太(32)とも食事を共にしたという。
10月26日放送の宮舘のラジオ番組『宮舘涼太のロイヤルサロン』(TBSラジオ)では、剛から電話で誘いを受けたものの、翌日の仕事が早かったため断念したエピソードが語られた。しかし剛は「もしまたあれやったら、電話してなー」「電話してくれたら、俺は嬉しいから」「声聞いて、最近の近況を話すでもええやん」と、宮舘を気遣う温かい言葉をかけたという。宮舘は、憧れの大先輩との距離が縮まったことに「現実なんだけど、夢みたい」と感激を語った。
事務所再編を乗り越え、DOMOTOが示す新たな「絆」
ジャニーズ事務所が故・ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害問題を受け、2023年10月17日付で「SMILE-UP.」に社名を変更し、新たなエージェント会社「STARTO社」として生まれ変わる中で、タレント間の絆が失われるのではないかという懸念もあった。しかし、ベテランである堂本光一と堂本剛は、それぞれのスタンスで後輩たちとのつながりを持ち続け、積極的にサポートすることで、その絆が揺るぎないものであることを証明している。
彼ら自身も、長年親しんだ「KinKi Kids」というユニット名に別れを告げ、今年7月22日より「DOMOTO」として再スタートを切ったばかりだ。後輩たちから新たな刺激を受けつつ、互いに高め合う関係を築くDOMOTOの今後の活動に、ますます期待が高まっている。





