5月に初当選した静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)が2日、「東洋大学法学部卒業」の経歴に学歴詐称疑惑が指摘されていた問題で会見し、卒業した認識だったが確認したところ「除籍」だったと明らかにした。
6月25日の市議会で市議から事実確認されると、「代理人弁護士にお任せしている」と明確回答せず、疑惑追及の発端が「怪文書」であるとしてX投稿で「怪文書のような匿名の誹謗中傷に対しては毅然とした対応をするという当初からの姿勢に変わりはありません」と記すなど、不可解な展開となっていた。
会見は昼のTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」でも伝えられた。
会見では、先立って市議会の正副議長が、卒業を示す書面として田久保市長から「チラ見せ」されたと言っている「アレ」はなんだった」のかと追及する質問も続いたが、分かりにくい回答だった。
「これ以上、投票してくださった方々に不要な情報を、確実性のないものを私自身が発言することは避けさせていただきたい」「逃げ出すようなことはしたくない」と涙声で語った。
ネットでは「学歴詐称」がトレンド入りする騒ぎに。さまざまな意見が投稿されているが、会見で疑惑追及されて泣いた姿は不評で「なに泣いてる」「一番泣きたいの伊東市民だろ」「泣いて逃げるのではなく。認めて欲しかったですね」「女の涙」「会見で詰められて泣いていたのに、 会見終わったらニッコニコ」「全く同情できないw」と厳しい声が集まった。