児童に不適切な発言をしたなどとして、大阪府豊中市教育委員会は4日、市立小の男性教諭(39)を減給1か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。
発表によると、教諭は昨年、授業中に同級生にいたずらをしていた児童に対し、「嫌がっていることを繰り返し続けることはクソやで」と発言したほか、複数の児童に「お前はアホ」と言うなどした。
児童が相談サービスに書き込んで発覚
今年5月には、廊下を走っていた児童を呼び止め、持っていたボールペンの後ろ側を児童の額に押し当てるなどしたという。
複数の児童が、子ども専用の相談サービス「とよなかっ子ライン」に書き込んだことで発覚。市教委の聞き取りに教諭は「普段から口が悪く、習慣的になっていた」などと話したという。