フジテレビは6日、中居正広氏と元同局女性アナウンサーAさんのトラブルに端を発した問題の検証番組「検証 フジテレビ問題~反省と再生・改革~」を放送した。中居氏問題が発覚後、番組に出演していなかった佐々木恭子アナウンサーが出演し、証言した。
【写真】データ復元した中居氏とフジ幹部のショートメールやりとり
2023年6月2日に中居氏マンションでの会食でトラブルが発生。フジテレビ問題を調査した第三者委の報告書では、トラブル直後に被害女性Aアナから被害を聞いた女性上司「Fアナ」が、その後、会社側との板挟み状態となったことが記されていた。同番組に、アナウンス室部長の佐々木恭子アナウンサーが出演。
2023年10月改編のタイミングでは、フジは中居氏の番組「まつもtoなかい」を唐突に終了すると憶測が生じるとして継続した。
一方で復帰を目指していたAアナは体調がすぐれず「レギュラー番組1つを残して他は降板」が決まり、この決定をAアナに伝える役割を佐々木アナが担ったことも検証番組で明かされた。
佐々木アナはAアナに伝えた状況を振り返り「降板をお願いしてるんですよね。なんとか自分が辛い経験を乗り越えて生きていこうと思っている望みをプツン、プツンって切っていくようなことをやらなくてはいけないのは、本当に…」と言葉をつまらせ、「せざるを得ないのかってのが…」と絶句した。