埼玉県の県立高校に勤務する52歳の学校職員が勤務先の高校の男子生徒に対し、わいせつな行為をしたとして、埼玉県は懲戒免職の処分にしたと発表しました。
懲戒免職の処分を受けたのは、埼玉県内の県立高校で実習や検定試験の際に補助などを担当していた52歳の男性職員です。
埼玉県教育委員会によりますと、この男性職員は去年8月から今年3月までの間、勤務先の高校に通う男子生徒と共に複数回、温泉施設へ行き、入浴したのち、個室スペースで太ももや尻などを触り、マッサージをしたということです。
男性職員は県の聞き取りに対し、「本当に取り返しのつかないことをしてしまった。本当に申し訳なかったと思っている」と話しているということです。
また、この他にも今年5月、JR八高線・東飯能駅の上りエスカレーターで、前に立っていた女性のスカートの中を盗撮したとして、県立飯能高校に勤務する男性教諭(34)が懲戒免職になりました。
埼玉県教育委員会は、「盗撮やわいせつ行為は、教育に携わる者として決して許されるものではなく、非常に重く受け止めています。県民の信頼回復のため、引き続き教職員の不祥事根絶に全力で取り組んでまいります」と話しています。
TBSテレビ