(CNN) メキシコ中部プエブラ州とトラスカラ州の州境付近で、6人の人間の頭部が切断された状態で発見され、当局が捜査に乗り出した。トラスカラ州検察が明らかにした。
トラスカラ州検察のXによると、見つかった頭部は男性のものだった。
メキシコでは犯罪組織による凄惨(せいさん)な殺人事件が後を絶たない。
シナロア州では今年、銃で撃たれた傷跡のある男性20人の遺体が高速道路に架かる橋の上で発見された。うち5人は頭部を切断されていた。
プエブラ州とトラスカラ州は、いずれもメキシコの中では比較的治安が良好な州とみなされている。しかし、麻薬密売や人身売買、燃料窃盗に絡む犯罪組織の移動に関連した問題と無縁ではない。
2022年にはプエブラ州の当局が、さまざまな国籍の移民116人を乗せたトラックを発見していた。