自民党の小泉進次郎農相は1日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に生出演。
石破茂首相の任期中に総裁選前倒しが仮に実施されることになった場合の自身の立候補について問われ、是非を含めて明言を避けた。
番組MCの大下容子アナウンサーが、世論調査で「次期総裁にふさわしい人」のアンケートでトップだったことに触れ「仮に総裁選前倒しとなった場合、出馬する考えはありますか」と問われ「政治の世界は何が起きるか分かりません。その中で私は、(コメ政策などの)政策推進に全力を尽くしていきたい」と、石破政権の農相としての見解を述べるにとどめた。
2日に公表される参院選総括の後に、森山裕幹事長が自身の進退について言及するとみられるが、仮に森山氏が辞任した場合、後任の幹事長として進次郎氏を推す声が、一部で出ているとされる。大下アナに「後任の幹事長を打診されたら、受ける可能性はありますか」と問われた進次郎氏は「そういう話はまったく聞いたことはないです」と、けむに巻いた。
「もし打診があったら」と、さらに問われたが「『もし』も『仮に』も、政治の中でそういうのを答えることがいかに、次にとってまったく参考にならないか、また、局面は日々変わるか。これは、私の経験の中でも痛感することですから、今の職責をしっかり務める先に、その先があると思う」と述べた。