目黒蓮『ザ・ロイヤルファミリー』本格登場で視聴率急上昇!第5話の衝撃展開

妻夫木聡主演のTBS系日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』(夜9時〜)は、その深い人間ドラマと競馬への情熱を描き、回を追うごとに注目度を高めています。特に、第4話終盤から本格的に登場したSnow Manの目黒蓮が演じる青年・中条耕一の存在が、ドラマに新たな風を吹き込み、第5話では視聴率が大幅に上昇しました。この記事では、目黒蓮の登場が視聴率に与えた影響と、第5話で描かれた衝撃的な物語の展開について詳しく掘り下げます。

『ザ・ロイヤルファミリー』第5話で視聴率が急上昇した背景

早見和真氏の同名小説を原作とする『ザ・ロイヤルファミリー』は、元税理士・栗須栄治(妻夫木聡)を主人公に、競馬に人生を捧げる人々の20年間を描く壮大な物語です。JRAが全面協力し、実際の競馬場で撮影が行われるなど、そのリアリティも魅力の一つとなっています。目黒蓮は、第4話までナレーションのみの出演でしたが、SNSでは「めめの声だ!」と早くから話題となり、初回放送時には「目黒くんのナレーション」がトレンド入りするなど、大きな期待が寄せられていました。

そんな中で、目黒蓮演じる中条耕一が本格的に姿を見せた第5話は、世帯視聴率、テレビ界が重視する個人視聴率、そしてコア視聴率(13〜49歳の個人視聴率)の全てにおいて上昇を記録しました。具体的には、第4話(11月2日放送)が世帯9.0%、個人5.5%、コア2.5%だったのに対し、第5話(11月9日放送)は世帯11.0%、個人6.6%、コア2.6%に跳ね上がりました。これは、世帯・個人視聴率においては第1話(世帯11.7%、個人6.8%)に次ぐ番組内2位の数字であり、目黒蓮の本格的な登場が、視聴者の関心を強く引き付けたことが明らかになりました。

TBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』に出演中のSnow Man・目黒蓮TBS日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』に出演中のSnow Man・目黒蓮

目黒蓮演じる中条耕一、衝撃の展開とキャラクターの深層

(※以下、第5話のネタバレを含みます)

視聴率が急上昇した第5話では、目黒蓮演じる中条耕一の衝撃的な生い立ちと、彼を取り巻く人間関係が物語の核心に迫りました。耕一は、栗須(妻夫木)が働く「株式会社ロイヤルヒューマン」の社長で馬主である山王耕造(佐藤浩市)の隠し子であることが判明します。余命1年の重病を患っていた母・美紀子(中嶋朋子)は、この事実を耕一に伝えていませんでしたが、他界する直前にその真実を告げました。

その後、美紀子の葬儀の場で、耕造(佐藤)と栗須(妻夫木)は耕一(目黒)と対面します。耕造は最大限のサポートを申し出ますが、耕一は手渡された香典を強く握りしめ、「けっこうです」と突き返します。そして、平静を装いながらも怒りをにじませた声色で、「今後いっさい、僕には関わらないでください。わざわざお越しいただいて申し訳ありませんが、2度と会うことはございません。お引き取りください」と、父親である耕造に対して絶縁を宣言し、第5話は幕を閉じました。

一方で、耕一が大学で競馬サークルに入り、馬主が耕造とは知らずに競走馬・ロイヤルホープの勇姿に熱中するなど、彼もまた耕造と同じように馬に魅せられている様子が描かれました。これは、血の繋がりがもたらす宿命と、登場人物たちの間に横たわる複雑な感情を象徴しており、今後の物語展開にさらなる深みを与えることでしょう。

まとめ

Snow Manの目黒蓮が本格的に登場した日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』第5話は、その衝撃的な展開と目黒蓮の熱演により、視聴率が大きく上昇するという結果をもたらしました。中条耕一という複雑なキャラクターが物語に深く関わることで、ドラマは新たな局面を迎え、今後の展開から目が離せません。視聴者の期待が高まる中、登場人物たちの葛藤と競馬への情熱がどのように交錯していくのか、次週以降も注目が集まります。

出典: https://news.yahoo.co.jp/articles/619675a98734a1a4ec87a96edc9ba6c071fdd019