現役ウーバー配達員で「肉体派ライター」の佐藤大輝氏があらゆるモノやサービスを検証。机上ではわからない「本気の現場レビュー」を届けます。第14回前編はシリーズ累計56万点を販売。ワークマンの暖冬対策アウター「XShelter(エックスシェルター)」を取材しました。
【画像を見る】シリーズ累計56万点! ワークマンの暖冬対策アウター「XShelter」はこんな感じ
■累計販売数56万点。ワークマン「暖冬対策ウェア」の快進撃が止まらない
季節の進行は“今年も”遅くなりそうだ。気象庁が10月21日に発表した最新の「3か月予報 11月〜1月」によると、向こう3カ月の気温は期間のはじめを中心に、全国的に平年並みか高くなるという。
こうなってくると難しいのが服装選びだ。ここ最近は朝晩こそ「少し寒いかな?」と感じるようになったが、日中はそこまででもない。もし今年が暖冬になった場合、防寒力が高いアウターを着る頻度は少なくなるはず……。欲張りな願いかもしれないが、暖秋も暖冬も1枚あれば乗り切れる、魔法のようなアウターが欲しい。ただし物価高で生活が苦しいので、価格帯は1万円を絶対に超えてほしくない……。
そんなワガママな願いを叶えてくれる「神アウター」がアパレル業界の黒船、ワークマンから発売されている。
商品名は「XShelter断熱βライトウォームジャケット」。税込み2900円という低価格でありながら、断熱・吸光発熱・保温・防風・耐久撥水・軽量など、充実した機能性を備えている。公式サイトのレビューは★4.4/5。購入者からは「今年の冬はこれ1枚でいけそう」「冷蔵室でも大丈夫」「コスパ最高」など高評価の声ばかり……。
「同社のエックスシェルターシリーズは2024年から販売を始め、昨年は生産した40万点すべてが売り切れました。今年は125万点の在庫を用意してますが、9月1日の販売開始から1カ月で16万点を販売。売れ行きの初速が好調すぎて、さっそく在庫の心配をしているところです」
嬉しそうな苦笑いを浮かべて教えてくれたのは、同社の広報担当の松重尚志氏だ。松重氏によると、同製品はXShelterのアウターとして最安値で販売されており、主に「ワークでの使用(働く人の使用)」を想定しているという。
「通勤での利用や営業マンの利用など、寒暖差が10度以上ある外と中を、行ったり来たりする方にオススメの商品です。使い勝手にも自信があります。ストレッチ性のある生地なので動きやすく、両サイドと左胸にはファスナー付きのポケット、右側の内側には長財布も収まるポケットが付いてます。洗濯もできます。ワークマン1063店全店で販売してますので、ぜひ一度店頭で“着る断熱材”を手に取っていただけたら……」






