小泉進次郎防衛相、SNS投稿で「無双状態」に?横須賀海軍カレーラーメンが反響呼ぶ

小泉進次郎防衛相が自身のX(旧Twitter)に投稿した昼食風景が、今、大きな話題を呼んでいます。参議院予算委員会中の昼休みに「よこすか海軍カレーラーメン」を食す様子を公開したこの投稿は、わずか数日で1000万インプレッションを記録。かつては「庶民アピール」などと揶揄されることもあった小泉氏のSNS運用が、防衛大臣就任後、劇的な変化を見せているようです。

小泉進次郎防衛相、イメージ一新で「無双状態」へ

これまで小泉氏のSNS投稿は、車内でコンビニチキンや牛丼を食べる様子が「グルメアカウントなの?」と皮肉られたり、総裁選でのステマ疑惑、農水大臣時代の米問題に対する批判など、国民から辛辣な声が寄せられることが少なくありませんでした。しかし、高市新内閣発足後の小泉氏は、そのイメージを一新しています。

アメリカのヘグセス国防長官との「スカジャン外交」で脚光を浴びたほか、最近では7日の衆議院予算委員会で切れ味鋭い答弁を披露。その姿を見た国民からは「無双状態」とまで評されるようになりました。政治家としての発言や行動だけでなく、SNSを通じた発信も相まって、彼の存在感はかつてないほど高まっています。

小泉防衛大臣が「よこすか海軍カレーラーメン」を食べる様子小泉防衛大臣が「よこすか海軍カレーラーメン」を食べる様子

話題の「よこすか海軍カレーラーメン」とは

今回、小泉防衛相が昼食に選んだのは、地元・神奈川県横須賀市の名物「魚藍亭監修 よこすか海軍カレーラーメン・チキン味」のカップ麺でした。このシリーズは今年の5月12日にチキン味とビーフ味の2種類で発売されたもので、ヌードルファンからも注目を集めていました。投稿写真では、商品のロゴがはっきりと見えるように工夫された手の位置も、「さすが覚醒進次郎さん」とSNS上で話題になっています。

エースコック広報担当者が語る反響と「終売」の事実

この投稿が販売元のエースコック株式会社に与えた反響はどのようなものだったのでしょうか。同社の広報担当者は、「小泉防衛大臣のX投稿は拝見しておりました。『魚藍亭』様監修の『よこすか海軍カレーラーメン』をお召し上がりいただいたこと、大変光栄に存じます」とコメントしています。

しかし驚くべきことに、この商品は現在終売しているとのこと。「こうした形でご紹介いただけることは、私どもにとりましても大変ありがたい機会でございます。今後もお客様にご満足いただける商品をお届けできるよう努めてまいります」と、広報担当者は感謝の意を表しました。終売品であるにもかかわらず、小泉氏の投稿によって「残念」「再販されたら食べる」といった声がX上で多数寄せられており、メーカーにとっても予想外のプラス効果をもたらしているようです。

「無双状態」の小泉氏がトレンドを生み出す

小泉防衛相のSNS投稿が、終売した商品を再びトレンドに押し上げるほどの力を発揮したことは、まさに彼の現在の「無双状態」を象徴する現象と言えるでしょう。政治手腕だけでなく、国民の関心を惹きつけ、話題を創出するその影響力は、今後も注目されそうです。