国分太一が5カ月ぶり会見:日テレ番組降板の真相と元TOKIOメンバーの支え、復帰への期待

元TOKIOの国分太一氏が11月26日、約5カ月ぶりに公の場に姿を現し、弁護士同伴で記者会見を開きました。今年6月に芸能活動を休止して以来、沈黙を保っていた国分氏の今回の会見は、複数のコンプライアンス問題による日本テレビ番組降板の経緯、そして元メンバーとの絆、今後の活動再開への可能性について語られるものとなり、多くのファンの注目を集めています。

芸能活動休止から5カ月:国分太一が語った経緯

国分氏は6月20日、日本テレビがレギュラー出演していた人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」からの降板を発表し、これに伴い芸能活動を休止しました。その後、6月25日にはTOKIOの解散が公表され、所属していた株式会社TOKIOも清算後に廃業、福島県で運営していた「TOKIO-BA」も閉園に至るなど、激動の時期を経験しています。

今回の会見で国分氏は、10月に日本テレビの対応に問題があったとして日本弁護士連合会に人権救済の申し立てを行ったことを明らかにしました。会見中の国分氏の表情は終始硬く、これまでの困難な状況を物語っていましたが、ファンにとっては安堵させる一幕も見られました。

記者会見で硬い表情を見せる国分太一氏記者会見で硬い表情を見せる国分太一氏

元TOKIOメンバーとの揺るぎない絆

国分氏は、元TOKIOのリーダーである城島茂氏やメンバーの松岡昌宏氏から「解散したけれども、メンバーはメンバー。ともに歩んでいこう」という温かい言葉をかけられたことを明かしました。今回の会見開催についても両氏に伝え、「今の思いをしっかりと伝えてきてください」と激励を受けたといいます。現在も緊密に連絡を取り合う関係にあることが示され、解散後も変わらないメンバー間の強い絆が浮き彫りになりました。

X(旧Twitter)上では、この事実に多くのファンが感動。「今でも城島リーダーや松岡くんが国分太一に“おりをみて声をかけてくれている”ことが、山口達也の時とは違うレベルなのだと思うな」といった声が聞かれ、元メンバーのサポート体制への評価が高まっています。

松岡昌宏の個人事務所「MMsun」設立と国分の合流の可能性

元TOKIOメンバーの松岡昌宏氏は、11月末をもってSTARTO ENTERTAINMENTとのエージェント契約を終了し、新たに個人事務所「MMsun」を立ち上げて活動を開始することが発表されました。この「MMsun」は株式会社TOKIOと同じ所在地に設立されており、新たな事業として「音楽著作権の管理」と「原盤制作」が加わっています。

この動きに対し、インターネット上ではサブスクリプションサービスで聴くことができなかったTOKIOの楽曲が解禁されるのではという期待の声が高まっています。今回の国分氏の会見が松岡氏の独立とほぼ同時期に行われたことは、単なる偶然ではないという見方も出ており、一部では国分氏が松岡氏の事務所に合流し、芸能活動を復帰させる可能性も十分にあると報じられています。

日本テレビへの批判と世論の動向

会見の中で国分氏は、日本テレビ側からかなり強引な形で番組降板を迫られたことを明らかにしました。これを受け、ネット上では日本テレビの強硬な姿勢に対する批判と、国分氏に同情を寄せる世論が形成されつつあります。

ファンにとっては、国分氏の芸能活動復帰にわずかながらも希望を抱かせる展開となっていることは間違いありません。今後の国分氏、そして元TOKIOメンバーたちの動向から目が離せない状況が続きそうです。