中国

前回の冬季五輪で金メダルを獲得したスキージャンプのノルウェー選手が、次の北京五輪に出場するのをやめるという。「自分の体を犠牲にしたくない」ということで、中国の環境汚染でやられたり当局に身柄を拘束されたりする事態を恐れた可能性がある。内々では既に中止が通達されているとも解釈できる。

どうしようもないな恒大は。2,800万ドル相当の土地取得費が未払いだと吉林省長春市当局がロイターに明らかにした。その程度の資金も用意できないということは、本気で資金繰りに窮していると言える。

18日だか19日のデフォルトが迫る中で、特に動きがないことから恒大集団の廃墟ビル画像でも見てみよう。こういう建設途中のビルやマンションが中国全土に山ほど存在すると考えるだけで恐ろしい。

次から次へと聞いたことのない社名が出てくる。今度は緑地控股という不動産企業で、近いうちに社債の償還日が訪れるという。デフォルトするほど資金繰りは悪化していないものの、現金は減り続ける見込みだそうだ。

中国の危機は三峡ダムだけではなく、山西省でも次々と豪雨に見舞われ多数の浸水が起きている。その影響で石炭の鉱山が多数閉鎖されてしまったという。価格の高騰に一層拍車がかかるわけだ。

中国が最近民間資本によるマスコミ業を全面禁止としたが、その背景には恒大デフォルト危機を人民の目に触れさせないようにする目的があるんじゃないかという話だ。中国は大本営発表で末期状態となりつつある。

中国の広東省が今更になって消費者にリスクを警告し始めた。明らかに安い価格での販売、逆に高すぎる価格での販売、政府を介さないエスクロー口座への資金預け入れなどがリスク要因として挙げられていた。

凄まじい仮説が出てきたものだ。中国の不動産バブルがこのまま崩壊したら、やけっぱちで台湾侵攻を開始するという。不満を持つ中国人民の目を逸らさせる目的のようだ。身勝手な軍事行動を絶対に許してはならない。

今朝の三峡ダム水位だが、じわじわと上昇し172mを突破したことが分かった。連日のように記録更新をしてるわけだ。放水量をかなり減らしているが、これは山西省などで洪水が起きている点を踏まえてのことだと思われる。何より台風18号が香港から北上しかねないという懸念がある。

もはやババ抜き状態だな。先週の話だが、中国恒大集団の不動産管理部門を買収すると発表した同業の合生創展集団の社債が暴落し始めたことが分かった。巨額の負債を抱え込んだと投資家に認識されてしまったわけだ。

中国不動産業界の負債総合計は560兆円だと報道された。そういう中で恒大の利払いがまた実行されなかった。リーマンショックは60兆円の負債だったから、ざっと見積もって10倍規模である。それが今まさに恒大デフォルトを契機に破裂しようとしている。

日本語では報道されていないが、豪州の中央銀行が中国恒大集団の崩壊と金融システムの混乱を警告していることが分かった。流動性の危機と現金の枯渇に見舞われていて、中国全体に影響を及ぼす可能性があるという。

レバノンの預金封鎖が中国にまで波及してきたか？中国の平安銀行で取り付け騒ぎだそうだ。現金を引き出そうと人々がごった返しているのが分かる。

とんでもない話だ。中国の不動産業者は合計で560兆円もの負債を抱えているという。56兆円ではない、560兆円である。恒大の30兆円台がかわいく見えるレベルの凄まじい規模だ。

一体どうなってるのか？利払いの日付は12日と聞いていたが、どうやら1日勘違いしてて実際には11日だったようだ。つまり今日である。今日中に利払いがなければ再びデフォルトとなるが、例によって何のアナウンスもない。

WSJがアイキャッチ画像に巨大な幽霊ビル群の画像を掲載していた。恒大がデフォルトと不渡りを繰り返し倒産すれば、これらの未完成のビルはすべて廃墟になるのだ…！