中国

中国不動産業界の負債総合計は560兆円だと報道された。そういう中で恒大の利払いがまた実行されなかった。リーマンショックは60兆円の負債だったから、ざっと見積もって10倍規模である。それが今まさに恒大デフォルトを契機に破裂しようとしている。

日本語では報道されていないが、豪州の中央銀行が中国恒大集団の崩壊と金融システムの混乱を警告していることが分かった。流動性の危機と現金の枯渇に見舞われていて、中国全体に影響を及ぼす可能性があるという。

レバノンの預金封鎖が中国にまで波及してきたか？中国の平安銀行で取り付け騒ぎだそうだ。現金を引き出そうと人々がごった返しているのが分かる。

とんでもない話だ。中国の不動産業者は合計で560兆円もの負債を抱えているという。56兆円ではない、560兆円である。恒大の30兆円台がかわいく見えるレベルの凄まじい規模だ。

一体どうなってるのか？利払いの日付は12日と聞いていたが、どうやら1日勘違いしてて実際には11日だったようだ。つまり今日である。今日中に利払いがなければ再びデフォルトとなるが、例によって何のアナウンスもない。

WSJがアイキャッチ画像に巨大な幽霊ビル群の画像を掲載していた。恒大がデフォルトと不渡りを繰り返し倒産すれば、これらの未完成のビルはすべて廃墟になるのだ…！

すっかり話題にならなくなった三峡ダムだが、そういう時ほど水位は急上昇しているものだ。案の定あっさり9月末の最高値を突破して171mも超えてしまった。上流の寸灘の流入量が定期的に急増していて、局所的な豪雨が断続的に起きているのが分かる。そしてこのタイミングでなぜか運営会社の本社を北京から武漢に移転するようだ。

中国恒大集団はあまりの支払いの多さにパニック状態だろう。今後1年以内に11兆円分の手形のうち9割が支払期限を迎えるそうだ。手形まで不渡りとなれば工事が全面的に止まり、いよいよ不動産バブル崩壊が避けられなくなる。

明日12日はドル建て負債およそ166億円の利払い日となっているが、これまで恒大はドル建てに関しては一切払う姿勢を見せていない。よって今回もデフォルトするだろう。

中国がついに報道機関そのものを認めない方針を明らかにした。民間企業の報道事業自体を禁止とし、中国政府の国営放送以外は許可しないようだ。現段階では案の公表にとどまるものの、有事体制に向け急いで準備を進めている様子が伺える。

虎ノ門ニュースで驚きの情報が出てきた。中国は不動産の乱開発を進めすぎて、既に34億人分の住居が存在していることが分かった。全人口の2倍以上の数だ。中国経済はまさに資源の無駄遣い、環境破壊促進でしかなかった。

中国で不動産の需要が急激に失速し始めているようだ。要するに誰も不動産を買わなくなったから、土地売却の収入に依存する地方の財政が逼迫し始めているという話だ。不動産セクターだけにとどまらず地方政府破綻危機にまで発展しかねない事態だ。

中国恒大以外にも様々な社名が出てきているが、特に厳しいのが以下4社と言われている。既にデフォルトを起こした企業もある。他にもデフォルト予備軍が何十何百と迫ってくるだろう。

ノーベル平和賞はロシアとフィリピンで体制批判を続けてきたジャーナリストへ贈られたが、それを受け中国がノーベル賞絡みの報道を禁止したようだ。中国共産党が体制批判に対し過度に神経質になっているのが分かる。中国に平和は存在しないのだ。

8日に海外債権者が中国恒大集団の件について電話会議を実施したが、恒大から多くの情報と透明性を求める方針で一致した。デフォルトはもはや不可避だと懸念しているという。恒大との電話会議も実施したものの有意義な対話はできなかったそうだ。

いよいよ中国も終わりだな。中国恒大集団のドル建て社債を持つ海外債権者が緊急電話会議を実施したようだ。法的な選択肢も含め、今後の対応を協議したものと思われる。法律顧問の起用はそれを強く示唆するアクションだ。

中国で連休が終わり8日から株や社債の取引が再開されたが、案の定不動産セクターが一斉に暴落してしまったようだ。恒大や花様年など既に停止されてる会社以外にも飛び火してしまった。

恒大はありとあらゆる負債を踏み倒す気か？傘下企業が出資する合弁企業の社債290億円が3日に償還されなかった問題で、5営業日後が猶予期限だと分かった。つまり今日支払われなければデフォルトするわけだ。