中国ニュース

中国河南省の鄭州でパフォーマンス中のドローンが突然落下してきたそうだ。映像を後半まで見ると分かるが、自然落下に近いスピードで大衆のいる場所に目がけて墜落している。記事では下降と釈明されているが苦しい。

やはりというか何というか、中国で恒大集団に続く不動産企業が次々と現れているようだ。業界4位の融創中国だけでなく、華夏幸福など他の不動産大手にも飛び火しかねない状況だという。それにしても1日1社消滅とは。

形振り構わなくなってきたな。中国恒大集団があの手この手で資金調達を始めたが、その資金を利払いに使わず国内の工事再開に優先的に充てるようだ。その後国内投資家向けの理財商品に向かい、外国人向けの社債は踏み倒すつもりだという。

29日の利払いが実行されなかったと明らかにされているが、来月も利払いラッシュでデフォルト待ったなしの情勢だ。その金額1.6億ドル、日本円にして約180億円ということで今月迎えた利払いの総額よりさらに大きい。政府の救済もなく絶望的な状況だ。

中国のすべてが崩れようとしている。一帯一路構想も参加国の間で汚職、労働法違反、環境汚染の原因になるとして反発が強まっている。高額予算による持続不可能な巨額債務も原因だ。中国の覇権構想はすべて失敗に追い込まれるようだ。

23日に続き29日もデフォルトした可能性がある。今日が利払いの期日で4,750万ドルを用意する必要があったが、利払いを実行したとの知らせは一切ない。地方銀行の株式を売却することで何とか補填した可能性もあるが、いずれにせよ自転車操業が続くことになる。

中国が輸入停止とか輸出停止をすると大抵ろくなことにならない。豪州との貿易摩擦により豪州産の石炭を輸入停止にしたが、その影響で中国全土で停電が相次いでいる。瀋陽では信号や街灯が消えてしまい北朝鮮のような状態になってしまったし、吉林省では絶叫アトラクションが宙づり状態のまま停止する阿鼻叫喚の事態となった。

中国が温暖化ガス削減に向けた環境対策を実施し始めたが、それに伴い広範囲で電力不足に陥っているようだ。東北部の吉林省では来年3月まで停電や断水が常態化するという。中国経済は完全に終わった。

恒大の件で新たな展開だ。中国の深圳市当局が理財商品問題で子会社を全面調査していることが分かった。理財商品に価格がついて戻ってくることはないだろう。中国政府としては介入して助けるのではなく、むしろ違法性を探し出し破綻させるつもりなのかもしれない。

とうとう中国全体に波及しそうだ。不動産業界4位の融創中国でも資金繰りが悪化し始めたという。中国不動産バブル崩壊待ったなしの情勢となりつつある。

非常に面白いことになってきた。中国政府が温暖化ガスの抑制目標を掲げていて、その影響で各省の製造業が相次ぎ生産停止をさせられているそうだ。不動産以外の面でも中国経済がいよいよ音を立てて崩れ始めようとしている。

中国では恒大集団に限らず電気自動車事業が行き詰まっているようだ。NIOなど成功しているのはごく一部で、多くの企業の工場はコロナパンデミック以降生産停止を余儀なくされ、敷地内には雑草が生えている状態だという。