記者クラブ党首討論、社民・福島氏招かれず 参政党の駆け込み参加に「その手あったか…」


【写真】松井一郎氏「言論の自由を奪うおそろしい政党」

社民は公選法が定める二つの政党要件のうち、直近の国政選挙で得票率2%以上はクリアしているが、もう一つの所属国会議員5人以上をクリアできていない。日本記者クラブは昨年10月の衆院選を契機に、党首討論に参加する党首を国会議員を5人以上抱える政党に絞ったといい、所属議員3人の社民は認められなかった。

会見では、タレントのラサール石井氏の参院選擁立が発表され、記者が50人以上、テレビカメラも10台近くが駆け付けていた。福島氏は「ここにいるメディアの皆さん、キー局の皆さん、ぜひ呼んでくださるよう心からお願いします」と訴えた。

一方、国会議員が4人だった参政党は6月28日付で梅村みずほ参院議員が入党し、同党は日本記者クラブの党首討論に出席する資格を得た。

会見の終盤、参政党の事情を指摘されると、福島氏は初耳だったようで、「どういうこと?」と述べた上で、「私たちもすればよかった。参政党と日本保守党は呼ばれないと思っていたので…。え、そういう手があったのか。ちょっとショックを受けている」と漏らした。

福島氏の脳裏には参院会派「沖縄の風」のメンバーら複数の無所属議員が浮かんでいたという。(奥原慎平)



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