「Nスタ」井上貴博アナ、広陵の出場辞退に「事の本質は学校と高野連の初動対応が甘すぎたというところ」


 メインキャスターの井上貴博アナウンサーは「広陵高校が大会中に辞退となりまして、今日予定されていた2回戦は津田学園が不戦勝となりました」と報じた上で「事の発端は今年1月です。暴行事案が発覚しました。高野連は3月上旬に野球部に厳重注意を科したということなんですが、その後にSNSで様々な情報が出てきたと」と経緯を説明した。

 「SNSがあったことでもみ消されずに済んだと考えますと、SNSのせいということではなくて、これもSNSの力なんだなと感じますし…」と続けると「もちろん爆破予告とかは犯罪ですので、あってはならないんですけど、事の本質は学校と高野連の初動対応が甘すぎたというところですよね。いじめというより暴行事件に近いわけですからね」とコメント。

 「やはり被害者をケアしつつ第三者の目で徹底的に調査をというのは望みたいところですよね」と話したところで出水麻衣アナも「今回、後手後手に回ったことで相手のチームもそうですし、いじめに荷担してなかった生徒さんたちのメンタルのケアというのをしっかりやってほしいなと思いますよね」と発言。

 井上アナは「一番は被害者のケアということで、第三者の調査が今後、行われる予定です」としめくくった。

 広陵を巡ってはSNS上で暴力事案が判明。5日には日本高野連が3月に厳重注意とした事案があったことを発表し、6日には学校も野球部員の暴力行為を公表した。さらには別の事案で元部員が被害を訴えていることも判明し、同校では元部員の保護者からの要望を受け、第三者委員会を設置して調査を進めてきた。

報知新聞社



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