フランス国籍の20代女性が路線バスの中で死亡し、警察が死亡原因などを調べている。
光州西部警察署などが2日に明らかにした。それによると1日夜9時ごろ、光州広域市西区の光州総合バスターミナルから全羅南道莞島に向かう路線バスの車内で、22歳のフランス人女子大生が呼吸混乱の症状を起こしたと119番通報があった。
女性は通報を受けて現場に駆け付けた救急隊員による救命措置を受けながら近くの病院に搬送されたが、病院で死亡が確認された。
女性はフランスの大学に在籍しており、先月韓国に観光ビザで入国し一人で旅行していた。
警察の関係者はチョソン・ドットコムの取材に「正確な死亡原因はまだ分からない。フランスにいる遺族と連絡した上で解剖を行うかなどを決める予定」と明らかにした。女性が莞島に行こうとした理由はまだ確認されていないという。
警察はフランス領事館に女性が死亡した事実を伝え、今も死亡原因について調べている。
キム・ミョンイル記者